2023-09-09
築10年ほどの一戸建ては、新しいわけではなく、そうかと言って古くもない中間にあるような建物です。
新築してから10年を経て、ライフスタイルの変化などにより新しい住居を求めるケースもあるでしょう。
この記事では、築10年の一戸建ての売却相場のほか、売却のコツや注意点を説明するので、一戸建ての売却を考えている方はお役立てください。
\お気軽にご相談ください!/
木造一戸建ての法定耐用年数は22年と定められており、新築時の価値を100とすると、10年経過した建物の価値は約50%に減少しています。
建物の価値はその後も緩やかに減少し、築20年では約90%減となり、築22年でほぼ0円となるのが基本的な考え方です。
したがって、築10年の一戸建ての建物部分は新築時の半分程度が市場価値の相場になるでしょう。
また、国内では新築住宅のニーズが高い点も、中古住宅の相場が低くなる理由の1つにあげられます。
くわえて、10年経過していると、屋根や外壁、給湯器などの設備機器が経年劣化し、交換や補修工事が必要になるケースがあるのもマイナスポイントといえます。
▼この記事も読まれています
不動産売却の一連の流れにと媒介契約ついてご紹介
\お気軽にご相談ください!/
不動産売買においては、どんな物件でも周辺の相場を把握するのが大切なポイントです。
そして、高すぎると売れ残ってしまいますが、売り出し価格は相場よりも1割ほど高く設定するのがコツの1つになります。
そのうえで値引き交渉を受け入れると、結果として希望額を確保しやすくなるでしょう。
また、内覧の際には、購入希望者に対し清潔感を与えるのがテクニックになります。
トイレや風呂などの水回りのほか玄関の清掃に気を付け、室内を明るくし、においの対策をおこなってください。
なお、できるだけ高値にしたいのであれば、売却するスケジュールを長めに設定すると効果があるかもしれません。
少なくても半年ほどの期間を考え、余裕をもって取り組みましょう。
▼この記事も読まれています
周囲に気付かれずに不動産売却したいですか?売却活動のポイントをご紹介
\お気軽にご相談ください!/
住宅ローンを利用している場合には、売却代金などでローンを完済しなければ抵当権を抹消できません。
ですから、売却前に残債の返済方法を計画しておく必要があるのが大切な注意点になります。
また、不動産売買においては、契約後に発覚した瑕疵に関して、売主が買主から契約不適合責任を負わされるケースがあります。
ただし、買主の権利の範囲を契約書などで定め、万が一の事態が起こったときの責任を免れる方法もあるので、過度な負担を負わないように注意しましょう。
このほか、売却のためリフォームする場合には、リフォーム費用を売り値に反映できるか見定めなければなりません。
購入希望者のなかには、自らリフォームしようと考えている方もいるので、損をしてまでリフォームする必要はないといえるでしょう。
▼この記事も読まれています
中古マンションを売却するときリースバックは利用できるか?注意点も解説
築10年の一戸建ては新築時の50%ほどの価値になりそれ以降さらに価値が下がるので、売却を考えている場合には適当な時期といえるかもしれません。
専門的な知識が必要になった場合には、信頼のおける不動産会社など専門家に相談してみましょう。
神戸市・明石市での不動産売却は有限会社アークコート藤にお任せください。
不動産購入も得意とし、最適な不動産情報の提供や迅速な対応を心掛け、お客様にあったご提案をさせていただきます。
まずは、お気軽にお問い合わせください。
この記事のハイライト ●遠方から不動産を売却する方法は3種類(持ち回り契約、代理契約、司法書士に依頼)ある●遠方から不動産を売却するときの流れをチェック●不動産を売却すると...
2022-02-08
転勤や相続などがきっかけで、遠方から神戸市西区周辺にある不動産を売却したい場合、どのようにおこなったら良いのでしょうか。 遠方からだと売却活動がはかどらなくてお困りかと思います。 ここで...
2023-04-07
不動産売却で高値売却や早期売却を目指す場合、売却のタイミングが重要です。 売却価格の相場やその不動産の需要があるのかを見極めるには、地価動向と人口動態に注目してみましょう。 今回は神戸市...
2023-04-06
不動産の売却にはさまざまな事情がありますが、ローンの滞納やご近所トラブルといったネガティブな理由であることも珍しくありません。 売却を周囲の方に知られたくない場合、売却活動はどんな風に進...
2023-04-23
不動産売却方法の一つとして、あまり知られていない不動産オークション。 オークション形式で買主を募集し不動産を売却する方法ですが、どのような仕組みになっているのでしょうか。 この記事では不動産オークションの方法や流れ、...
2024-06-03
地下室付きの家は売却しにくいと言われているのをご存じですか?そんな地下室付きの家でも、方法によっては、スムーズに売却が可能になる場合があります。そこで今回は、地下室付きの家が売却しにくい原因や、売却する方法をご紹介し...
2024-04-09
不動産売却を検討している方であれば「購入申込書」という言葉を耳にすることがあるでしょう。とはいえ、申込書にどのような項目が含まれるのか分からないと思うことがあるかもしれません。この記事では、購入申込書とは何かや、見方...
2024-03-22
- 仲介売却について - 仲介売却と買取の違い【仲介売却】・不動産仲介業者が仲介役を果たします。売主と買主との間に立ち、交渉を仲介します。・売主は物件を仲介業者に預け、仲介業者が広告や販売活動を通じて買主を見つ...
2024-03-12
不動産を売却する際は、適正価格で取引をおこなう必要があります。 市場価格と大きく異なる価格で取引がおこなわれると、「贈与税」を課される可能性があるため注意が必要です。 今回は、不動産の売却時にかかる贈与税とはなにか、...
2023-12-08
「土地を売却することで多額の税金がかかるのではないか」「確定申告は難しそう」と、不安に感じている方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、すべてのケースで確定申告が必要なわけではなく、申告の手続きも書類さえそろってし...
2023-09-02
不動産を売却する際、残置物は自分で処分するのかしないのか、また処分するにはどんな手順で進めれば良いのか、こんな疑問をもっている方もいるのではないでしょうか? この記事では、残置物とはいったい何なのか、それに絡んだ売却...
2023-08-08
不動産売却にはさまざまな税金がかかりますが、そのすべてがかかるわけではなく、売却のタイミングや特例制度を適用するかどうかで金額も大きく変わってきます。 そのなかでもとくに「譲渡所得税」は大きな割合を占めるため、高い税金...
2023-04-11
相続放棄を自分でおこなうには、どのような流れで手続きを進めるべきかお悩みの方もいらっしゃるかと思います。相続放棄を自分のみで成功させるためにも、手続きの期限や具体的な注意点について理解しておく必要があります。そこで今...
2024-05-10
「不動産を売却したいけど、所有者が入院しているからどうすれば良いか分からない」と頭を抱える方がいるかもしれません。不動産の売却には、本人が直接売却する以外の方法もあります。この記事では、入院中の自分や親が所有する不動...
2024-03-30
ー 任意売却について ー 競売と任意売却はの比較 1. 競売 強制的な手続きであり、裁判所が売却の内容を決定します。 債権者(金融機関)が裁判所を通じて不動産物件を強制的に売却します。 市場価格よりも安い価格で取引され...
2024-03-12
ー 離婚による不動産売却 ー離婚に伴う不動産売却に関するポイント 1. 売却の必要性 離婚により共有財産となった不動産は、売却してその代金を分けることが一般的です。 現金にすれば柔軟に分配でき、離婚後の生活の資金にも活...
2024-03-12
売却したい不動産が旧耐震基準だった場合、スムーズに売却できるのか不安ですよね。 地震が多い日本では耐震性を重要視する方も多く、旧耐震基準がデメリットになってしまうでしょう。 この記事では旧耐震基準とはなにか、売却しに...
2024-05-01
老朽化や自然災害の影響などにより、家が傾いてしまうケースは少なくありません。 所有する傾いた家を売却したい場合は、どのくらいまでの傾きが許容範囲になるのでしょうか。 今回は、傾いた家の売却について、傾きにおける許容範...
2023-11-24
売却したい物件が事故物件の場合、一度解体するべきか迷っている方も多いのではないでしょうか? しかし解体にはメリットだけではなく、デメリットも存在するため注意が必要です。 そこでこの記事では事故物件を解体する際のメリッ...
2023-06-26
室内の湿気が多いことで悩んでいる方は売却を検討していても、売りにくいのではないかという心配をされてしまいます。 こちらでは結露の原因やデメリット、そして売却方法のポイントについてもご紹介するので、湿気が多くて気になっ...
2023-06-12