2023-09-14
都市部や住宅地に土地を所有している方のなかには、土地が旗竿地で売却が難しく、困っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では旗竿地とは何か、売れやすい特徴や売却するための方法を解説しています。
旗竿地の売却を検討している方はぜひ参考にしてください。
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旗竿地は、道路に面する間口部分が狭く、道路に旗の竿部分が刺さっているような形をした土地です。
建物を建てられる広い土地が道路に面しておらず、道路から細い路地を通った奥まった場所に広い土地があります。
売却が難しい理由は主に2つあり、1つ目は評価の低さです。
正方形や長方形をした整形地と比べ、建物の形状や配置が制限される不整形地の旗竿地は土地としての評価が低くなります。
2つ目の売却が難しい理由は現在の建築基準法に合わない点です。
建築基準法が昔と今では異なるため、現在の建築基準法で定められた条件を満たしていない土地は再建築不可となり、その土地で建物の新築や建て替えができません。
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1つ目の特徴は、広い間口です。
幅4m以上の道路に間口が2m以上接していないと、建築基準法の接道義務により再建築不可の土地となります。
間口が広ければ再建築が可能なほか、間口を駐車場や庭などに利用できるでしょう。
2つ目の特徴は、日当たりの良さです。
旗竿地は建物が密集する都市部や住宅地に多く、道路から奥まった位置に広い土地があるため、日当たりが悪くなる傾向があります。
日当たりが悪い土地は湿気でカビが発生しやすいだけでなく、昼間でも部屋内が暗くなり、洗濯物が乾きにくいデメリットがあります。
日当たりが良い土地のほうが、買い手が見つかりやすいでしょう。
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1つ目の方法は、隣人との交渉です。
間口が狭く再建築不可の土地の場合、そのままでは売却が困難です。
隣地を買い取ったり、隣地と同等の土地を交換したりして間口を広げ、再建築可能な状態にすれば買い手が見つかりやすくなります。
2つ目の方法は私道所有者との交渉です。
土地の間口が所有権のない私道に面している場合、購入を敬遠される可能性があります。
私道の所有者に、持分の購入や通行地役権の取得を交渉し、土地とともに権利を渡せるようにしましょう。
3つ目の方法は、セットバックの必要性を説明する点です。
接する道路の幅が4m未満の場合、新築や建て替えには、道路を後退させるセットバックが必要となります。
ただし一定の条件を満たせばセットバックが必要ないため、事前に必要性を確認し、購入希望者に説明しましょう。
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旗竿地は整形地より価値が低く、とくに再建築不可な場合売却が困難です。
しかし間口が広く日当たりが良い場合は人気が出やすく、隣地を買い取って間口を広げれば、再建築可能となって買い手がつきやすくなります。
購入希望者の募集を始める前に、所有する土地の特徴や敬遠される理由を把握して、工夫するのが重要です。
神戸市・明石市での不動産売却は有限会社アークコート藤にお任せください。
不動産購入も得意とし、最適な不動産情報の提供や迅速な対応を心掛け、お客様にあったご提案をさせていただきます。
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