2024-01-14
不動産の売却を検討する際に、「売れ残ってしまうかも」と不安を感じている方は多いでしょう。
そのような方におすすめなのが、仲介として相場に近い価格での売却を狙いながらも、一定期間売れなかった場合は不動産会社が買取をしてくれる「買取保証」です。
そこでこの記事では、買取保証について、メリットや利用できる条件をご紹介します。
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買取保証とは、仲介として一定期間販売活動をおこない、期間内に売れなかった時に事前の取り決め額で不動産会社が買取をする保証です。
不動産会社に不動産の買主を見つけてもらうのが「仲介」ですが、買主が決まるまでに時間がかかる点がデメリットです。
一方「買取」は、不動産会社が直接買主となるためスピーディーに売却が進みますが、売却価格が相場の7割程度になってしまう傾向があります。
買取保証は、一定期間までは仲介として相場に近い価格で売却を狙えます。
そして、売れなかった時は不動産会社に買取してもらえるため、売却までの時間が長引くのを防げます。
つまり、仲介と買取のメリットを融合させた仕組みなのです。
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買取保証は、売却期限が設定されている点が大きなメリットです。
事前に決められた仲介としての販売期間を過ぎたら不動産会社の買取となるため、引っ越しのスケジュールや資産計画を立てやすいでしょう。
さらに、仲介手数料が無料になるのもメリットの1つです。
仲介で不動産を売却した場合、売上金額の3%+6万円を仲介手数料として支払う必要があります。
一方、買取保証により不動産会社に買い取ってもらった場合には、仲介手数料がかかりません。
また仲介の場合は、不動産の売却後に売主の不備による住宅の問題が発覚した際、売主がその責任を負う契約不適合責任が発生します。
不動産会社による買取となった場合は契約不適合責任が免除されるため、その点も大きなメリットといえるでしょう。
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買取保証は利用するにはいくつかの条件があります。
まず、不動産会社と専属専任媒介契約を結ぶ必要があります。
専属専任媒介契約を締結すれば一定期間は他の不動産会社に売却依頼ができなくなるため、契約を結ぶ前に不動産会社を慎重に検討しておきましょう。
また、需要のある物件でなければ買取保証は付けられないでしょう。
不動産会社は、売れる見込みがある物件でないと買取できません。
1981年以前に建てられた旧耐震基準の物件や、専有面積が40㎡以下の物件などは、買取保証を利用できない可能性があります。
不動産会社によって買取の基準は異なりますので、物件に不安要素がある方は複数の不動産会社に相談してみましょう。
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不動産売却時に利用できる買取保証とは、仲介と買取のメリットを併せ持つ保証です。
売却の期限が確定していて、買取となった場合は仲介手数料や契約不適合責任が発生しない点がメリットです。
ただし、1つの不動産会社と専属専任媒介契約を結ぶ必要があるため、契約前に慎重に検討しておきましょう。
神戸市・明石市での不動産売却は有限会社アークコート藤にお任せください。
不動産購入も得意とし、最適な不動産情報の提供や迅速な対応を心掛け、お客様にあったご提案をさせていただきます。
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